ミロンガ・ヌオーバ(タンゴ喫茶)
Adress | 東京都千代田区神田神保町1丁目3 |
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Nearest station | 神保町駅 徒歩5分程度 |
Record or CD | レコードのみ |
Request note | なし |
Memo | https://visit-chiyoda.tokyo/app/spot/detail/305 |
組合長のコメント
1998.1のコメント
僕はミロンガが大好きだ。
昔のミロンガ、今のミロンガも共に好きだ。
ミロンガに入るとなんだか無条件に楽しい気分になる。
その気分はまるで旅先の知らない国で親切な人の家に上がらせてもらい、食事をごちそうになる様な気分だ。
(実際にはそんな経験は無い)
別に従業員の教育がなっているわけでもないし、タンゴが好きなわけでもない。
でも、ミロンガという店がみんなに大切にされているような、そんな雰囲気が僕に伝わってきて
なんだか盛り上がってしまうのである。
人間が一生懸命大事にしているモノには何かが宿っていると言うが、ミロンガに行くとそれがわかるような気がする。
ちなみに、まん前にある「ラドリオ」や神保町の方に真っ直ぐ歩いていくとある「さぼうる」に
行った時も似たような感覚に襲われる。
神保町の喫茶店は、なかなかいい感じである。
1997.8のコメント
神保町で地下鉄を降り古本屋を散策、ちょっと疲れたな・・・・・と思ったら、
そう、書泉グランデの背中にへばりついている様にして建っているミロンガに入るのです
。
ミロンガには話がしやすい向かって右側のスペースと話のしにくい左側のスペースがある。
僕はどういうわけか、ここには一人で来たことがないのでいつも右側に座ることになる。
2人で来てもとても居心地のいいスペースなのだ。
コーヒー、ビール、何でもある。でもおすすめはガラナだ。瓶に書いてあるあやしいコメントが非常に興味をひく。
瓶だけもって帰ろうという衝動にかられたのは僕だけではないだろう。
(ちなみにミロンガから神保町の方にまっすぐ歩いたところに僕が学生時代にアルバイトをしていた「さぼうる」
というこれまた古い喫茶店があるのだが、ここのガラナの瓶の形はものすごいことになっている)
タンゴ喫茶はJAZZ喫茶と違って爆音で音楽が流れているわけではない。したがってミロンガは、
町のたのしい集会所というような感じで、ゆっくりとくつろぐも良し、話をして楽しむも良し、
本を読むのも良し、といった雰囲気の場所になっている。きっとこの雰囲気が好きで毎日通っている人もいるだろう。
いい意味で生活感の感じる店である。
ところで、ミロンガは以前は外国の方らしき彫りの深い女性が経営していた。
しかし、95年ぐらいに店が閉まってしまい。すっかりつぶれたのかと思っていたら、
しばらくして20~30代の若者からなる劇団「時来組」のメンバー(芝居音楽はやっぱりアルゼンチンタンゴ)に
よって経営されるようになった。
色々な事情があるとは思うがミロンガを愛している人間がミロンガを引き継ぎ、末永く経営されていくような運びになったことをうれしく思う。
組合員からのコメント
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